最初の期間入札に入札者が無く、特別売却でも買い手が付かず、そんな2回目の期間入札の際の入札価格の決め方

【事例】

買受可能価額¥2000万の物件が、入札者がなく、特別売却でも買い手がつかず、今度は 買受可能価額¥1400万で競売になりました。

物件は、所有者居住で その他トラブルは無いものとします。幾らで入札したら、取得できる可能性があるでしょう?

基本的には、今まで述べた方法で、算出します。

経験上、落札価額のラインは 次の方式で算出した価額に若干の金額を上乗せすると、落札できる可能性が 何故か非常に高いと言われています。

 

(最初の買受可能価額+2回目の買受可能価額)÷2=落札価額の基本ライン

 

 この例では、(¥2000万+¥1400万)÷2=¥1700万

私が入札価額を決めるとすれば、例えば、¥1709万9999円、という感じでしょうか?

 

注)しかしながら 例外はあります。2回目の落札価額が、1回目の落札価額を上回った例も有るからです。